
前に進みたいのに動けない——心がブレーキをかけている理由とは?
「やる気はあるのに、なぜか動けない」「前に進みたいのに、同じ場所をぐるぐるしている感じがする」——
そんな風に感じたことはありませんか?
それは、あなたが怠けているのでも、ダメなわけでもありません。自分を責める必要はないのです。
自分を責めなくて大丈夫。心のブロックがあるかもしれない
心には無意識のうちにブレーキをかけてしまう“ブロック”があることがあります。
「変わりたいのに変われない」「引き寄せがうまくいかない」と感じているなら、その原因は“潜在意識のブロック”かもしれません。
タロット占いは、あなたの心の奥にある“本音”を映し出す鏡のような存在です。だからこそ、あなたの潜在意識とやさしく向き合えるツールなのです。
目に見えない心のブロックを可視化することで、「本当はどうしたかったのか」「何を怖れているのか」に気づくことができます。
実際にブロック解除で恋愛や行動が前に進んだ人もいます。
たとえば、恋愛に臆病だった女性がタロットセッションを通じて自分の中にある「もう傷つきたくない」というブロックに気づき、やさしくその気持ちを癒すことで、数ヶ月後には自然と新しい出会いを楽しめるようになったというケースもありました。
私のもとには、恋愛の悩みや自己肯定感の低さで立ち止まっていた方が多く訪れます。
「自分では気づかなかったブロックに向き合えたことで、自然と前に進めるようになった」と話す方も少なくありません。
今モヤモヤしているのは「変わりたい」気持ちの表れ
あなたがこの記事を開いたのは、もうすでに“変わりたい”という想いがあるからです。
その気持ちがあれば、ブロックは少しずつでも外していけます。
この記事では、相談者・真理子さん(仮名)のタロットリーディング事例を通して、「心のブロック解除」のヒントをやさしくお届けしていきます。
記事のポイント
- 心のブロックは「行動できない自分」を責める前に気づいてあげるべきもの
- ブロックは過去の体験・思い込み・無意識の怖れによって作られる
- タロットでブロックを見つけ、未来の光が見えた真理子さんの実例
- 心のブロックは「気づく」ことで少しずつ外れていく
心のブロック解除の前に知っておきたい“本当の原因”

- 潜在意識のブロックとは?
- 「頑張ってるのに結果が出ない」理由は思い込みかもしれない
- ブロックが引き寄せや恋愛を止めている可能性も
- 「変わりたいのに変われない」自分を責める前に
潜在意識のブロックとは?

私たちが普段意識していない“潜在意識”には、日々の生活の中で経験したさまざまな出来事や、親・教師・友人などからの言葉、社会の価値観といった多くの情報が無意識のうちに溜まっています。
とくに幼少期に受け取った何気ない一言——たとえば「静かにしていなさい」「それはあなたには無理」といった言葉や、小さな失敗体験などは、大人になっても心の奥に残り、「自分はできない」「私は愛されない存在だ」といった否定的な思い込みとして根づいてしまいます。
こうした思い込みは、“心の安全”を守るための無意識のブレーキとなり、知らず知らずのうちに行動や選択に影響を与え続けているのです。
「頑張ってるのに結果が出ない」理由は思い込みかもしれない

一生懸命努力しているのに、なぜか恋愛もうまくいかない、仕事でも評価されない——
そんなときこそ、実は目に見えない“心のブロック”が深く関係していることがあります。
頭では「頑張っているのにおかしいな」と思っていても、心の奥底では「私は愛されない」「どうせ失敗する」というような否定的な信念が無意識に働いていて、行動の結果を無意識に制限してしまっているのです。
たとえば、恋愛では相手に好かれることにどこか不安を感じてしまい、自分から距離を取ってしまったり、仕事では「私なんて評価されるはずがない」と自らアピールを控えてしまったり。
「どうせ私なんて」「愛されるはずがない」「うまくいくわけがない」といった無意識の思い込みが、あなたの現実に影響を与え、望む未来や引き寄せを遠ざけてしまっているのです。
そのブロックに気づき、やさしく手放していくことが、真の変化の第一歩になります。
ブロックが引き寄せや恋愛を止めている可能性も

いくら願っても引き寄せがうまくいかない、素敵な恋愛をしたいのに出会えない——それは、あなたの中で“恋愛 ブロック”が働いているサインかもしれません。
たとえば、過去の恋愛で深く傷ついた経験や、失恋の痛み、拒絶された記憶などが心に残っていると、それを二度と繰り返したくないという思いから、無意識のうちに恋愛のチャンスを遠ざけてしまうのです。
「また裏切られるかもしれない」「うまくいったとしても、どうせ最後は別れる」——そんな無意識の思いが、相手との距離を縮めることを無意識に避けたり、自分から関係を壊すような行動に出てしまったりすることもあります。
つまり、幸せになることを心のどこかで“怖い”と感じてしまっている状態。これは決しておかしなことではなく、心が自分を守るために働いている防衛反応なのです。
この恋愛ブロックに気づき、「もう傷つかなくても大丈夫」と少しずつ心に伝えていくことが、愛される自分への第一歩となります。
「変わりたいのに変われない」自分を責める前に

何度も変わろうとしているのに変われない。
そんな自分に対して「私は意志が弱いのかもしれない」「結局、変われないままなんだ」と責めたくなることもあるかもしれません。
でも、それはあなたの意志が足りないからではありません。
むしろ、それだけ“変わりたい”という強い気持ちを持っている証拠です。
実は、あなたの中で“心の安全装置”が無意識に作動しているのです。これは、過去に傷ついた経験や、安心できる環境を求める本能的な防衛反応によるものです。
たとえば、変化の先にある未知の世界が怖かったり、新しいことを始めたときに再び傷つくことを恐れていたり——そうした感情が心の奥にあると、意識では前に進もうとしても、無意識がブレーキをかけてしまうのです。
まずは、そのブロックにやさしく気づいてあげること。
「私は今、怖れているんだな」「これは私を守るための反応なんだな」と認めてあげることで、心は少しずつ緩んでいきます。
それが「 自分を変える」ための、本当の第一歩になります。
心のブロック解除のヒント|タロットリーディング事例

- 相談者プロフィール:真理子さん(34歳・会社員)
- 🔮1枚目|現在の状況:カップの8(正位置)=過去への執着と葛藤
- 🔮2枚目|潜在意識:悪魔(逆位置)=依存・否定からの解放を望む気持ち
- 🔮3枚目|未来の可能性:世界(正位置)=変化のあとの達成と希望
相談者プロフィール:真理子さん(34歳・会社員)

恋愛に対して自信が持てず、好きな人ができても「どうせ私なんて好かれない」と思い込み、自分から距離を取ってしまうという真理子さん。
過去に恋愛で深く傷ついた経験があり、それ以来、人と親密になることにどこかでブレーキをかけてしまうようになったそうです。
これまでにも何度か恋をしたことはあるけれど、親しくなればなるほど「相手に嫌われたらどうしよう」という不安が強くなり、自分の気持ちを素直に表現できなかったり、相手のちょっとした態度を過剰に気にしてしまったりして、心から関係を楽しめなくなってしまうのだとか。
その結果、恋愛が深まる前に終わってしまうパターンが繰り返され、「また同じことになるんじゃないか」とますます自信を失っていくという負のループに陥ってしまっているのです。
「気づけば、いつも同じパターンで恋愛が終わっていて、自分でもどうしていいかわからない」と真理子さんは話してくれました。
本当は、もっと自由に人を好きになりたいし、信頼できる関係を築きたいという気持ちはしっかりとあるのです。
でも心のどこかに、「また傷つくのが怖い」「どうせまたうまくいかないかもしれない」という無意識の怖れがあって、前に踏み出すことにブロックがかかっている状態なのです。
そんな自分に対して、どこかもどかしさや自己否定も感じながら、どうすればこのパターンから抜け出せるのかを探している——
それが、今の真理子さんのリアルな心境です。
🔮1枚目|現在の状況:カップの8(正位置)=過去への執着と葛藤

真理子さんの現在の状況には、「過去への未練」と「前に進みたいけれど進めない」という揺れ動く感情が色濃く表れています。
過去に経験した恋愛の記憶や、その中で味わった喜びと痛みが心の奥に残っていて、「もう前に進んだほうがいい」と頭では分かっていても、感情の部分ではまだ手放しきれていない状態です。
「もう大丈夫」と自分に言い聞かせても、ふとした瞬間に思い出す過去の出来事に、心が引き戻されてしまう——そんな不安定さの中で、自分を見失いそうになることもあるのかもしれません。
何かを終わらせる決意はたしかにあるのに、心のどこかで“戻れる場所”や“過去の安心感”を探している。その一方で、「本当は変わりたい」「前に進みたい」という気持ちもしっかりと存在している。
まさに、過去と未来のはざまで揺れ動く葛藤の時期にいると言えるでしょう。
🔮2枚目|潜在意識:悪魔(逆位置)=依存・否定からの解放を望む気持ち

彼女の無意識の中には、「自分には価値がない」「愛される資格がない」といった、深く根づいた否定的な思い込みが存在していました。
このような思い込みは、幼少期の体験や過去の恋愛の中で、何気なく言われた一言や、傷ついた経験がきっかけとなって育っていったものです。
たとえば、以前大切に思っていた相手に裏切られたり、心を開いた相手から否定されたりした記憶が、「私はやっぱり愛されない人間なんだ」といった結論に結びつき、そのまま心にしこりのように残っていたのです。
しかし、今回のリーディングからは、そうしたループに気づき、「もうここから抜け出したい」「本当の意味で幸せになりたい」という彼女自身の強い意志と願いも読み取れました。
それはまるで、暗闇の中から差し込む一筋の光のように、彼女自身が無意識の奥底から「自分を変えたい」と叫んでいるようにも感じられます。
これはまさに、“思い込み 書き換え”のタイミングであり、真の変化に向けた扉が静かに開こうとしている瞬間なのです。
🔮3枚目|未来の可能性:世界(正位置)=変化のあとの達成と希望

真理子さんがブロックに気づき、心の中で「私は愛されていい存在なんだ」と心から受け入れることができれば——それは、彼女自身の内側で長く続いていた葛藤や痛みを癒し、新しい世界への扉を開く決定的な一歩となるでしょう。
「もう同じ失敗を繰り返したくない」「どうせ私なんて……」といった思い込みを手放し、自分の価値を認められるようになったとき、真理子さんの中には確かな変化が起こります。
それは、たんに恋愛がうまくいくという表面的な変化だけでなく、自分との関係が優しくなり、自己肯定感や安心感をともなった未来のビジョンが広がっていくという、深い癒しと成長のプロセスなのです。
そこには、大きな完結——つまり、過去に縛られていた思考や行動パターンからの解放があり、その先には、希望に満ちた次なるステージが待っています。
“心のブロック解除”は、ただの気づきではなく、自分自身との関係性を根本から変える、未来への扉を開く本質的なカギなのです。
① 心のブロック解除のためにできる3つのアクション

- ① 否定的な“口癖”に気づいて書き換える(例:「無理」「どうせ」)
- ② 心の傷を癒すアファメーションを取り入れる
- ③ タロットや日記で「本音」を見える化する習慣をつくる
- 小さな気づきが未来を変える|心 ブロック解除に向けた気づき
- どれだけ考えても、答えが出ない。
① 否定的な“口癖”に気づいて書き換える(例:「無理」「どうせ」)

「無理」「どうせ私なんて」といった言葉を、知らず知らずのうちに口にしていませんか?
こうした否定的な言葉は、ただの“口ぐせ”のように見えて、実は潜在意識に対して強い影響力を持っています。潜在意識は、あなたが繰り返し使う言葉を「現実」として受け取る傾向があるため、「無理」「できない」「ダメだ」と言い続けていると、本当にその通りの状況を引き寄せてしまうのです。
その言葉は、潜在意識にとって強力な“指令”となり、自分の限界を固定する“無意識のプログラム”として作用します。
まずは、そのネガティブな言葉を発した瞬間に気づいてあげることが大切です。「あ、今また“無理”って言ってしまったな」と気づくだけでも、意識は変わりはじめます。
そのうえで、「私はできる」「私は大丈夫」「私には可能性がある」といった肯定的な言葉に意識的に書き換えていきましょう。最初は少し抵抗を感じるかもしれませんが、続けていくうちに、心に新しいプログラムがしっかりと根づいていきます。
言葉は思考をつくり、思考は現実を創っていきます。
だからこそ、今この瞬間から「自分を励ます言葉」を選んでいきましょう。
② 心の傷を癒すアファメーションを取り入れる

アファメーションとは、自分を癒すための前向きな言葉であり、心の奥深くに届くやさしい“自己宣言”のようなものです。
「私は私を愛します」「私は愛される価値がある」「私は私でいていい」といった言葉を、毎日意識的に自分にかけてあげることで、少しずつ心のブロックが緩んでいきます。
最初は違和感を覚えるかもしれません。けれど、それは今まで「自分を責める言葉」に慣れすぎていただけ。あなたの心は、やさしい言葉を必要としています。
アファメーションを続けていくうちに、「こんなふうに思ってもいいんだ」「私は安心してここにいていいんだ」という感覚が芽生えてきます。
そして、日々積み重ねたその言葉が、潜在意識にじんわりとしみ込み、あなた自身の「思い込みを書き換え」を後押ししてくれるのです。
大切なのは、感情がともなっていなくても続けること。「唱えるだけで変わるの?」と疑問に感じたとしても、潜在意識はしっかりと言葉を受け取っています。
だからこそ、アファメーションはブロック解除に向けた、日々の“心のセルフケア”としてとても有効なのです。
③ タロットや日記で「本音」を見える化する習慣をつくる

タロット占いや日記を書くことで、普段は意識に上らない「自分の本音」に気づくことができます。
心の中に抱えているモヤモヤや不安、怒りや悲しみといった感情は、ただ感じているだけでは整理しきれないことも多いものです。
ですが、タロットカードを引くことで今の自分の内面に目を向けるきっかけができたり、日記に書き出すことで頭の中がスッキリしたり、自分でも驚くような気づきが生まれることがあります。
毎日でなくても大丈夫です。週に1回でも、気持ちがざわついたときでも構いません。言葉にするという行為そのものが、心にスペースをつくるセルフヒーリングの時間になるのです。
また、“タロットで本音”を探るという行為は、自分の無意識と対話するような時間でもあります。自分でも気づいていなかった願いや、避けていた感情にそっと光を当てることで、自分との信頼関係が少しずつ育まれていきます。
自分の本音を見える化することは、心のブロックを解除するための大切なプロセス。やさしい習慣として、日々の中に取り入れてみてください。
小さな気づきが未来を変える心 ブロック解除に向けた気づき

まとめ
- 「行動できない」のは怠けているせいではない
- 潜在意識のブロックが前進を止めていることも
- 無意識の思い込みに気づくことが第一歩
- 過去の体験が今の行動パターンをつくっている
- 引き寄せがうまくいかない原因は心のブレーキかも
- 恋愛がうまくいかないのは“怖れ”があるから
- 自分を責める前に「なぜ動けないのか」を優しく見てあげて
- 「どうせ私なんて」はブロックを強化してしまう
- 言葉の力で思い込みを書き換えることができる
- アファメーションは心のセルフヒーリング
- 小さな気づきが、大きな変化へのきっかけに
- タロットは心の鏡。答えはあなたの中にある
- 本音と向き合う習慣が“変化の土台”になる
- ブロックは気づけば少しずつ外れていく
- 変われない自分ではなく、“変わりたい自分”を信じて
あなたの心が、少しでも軽くなりますように。
そして、あなた自身の中にある“癒しのサイン”に気づけますように。
やさしく、あたたかく、未来へ向かう一歩を。
どれだけ考えても、答えが出ない。

そんなモヤモヤを、あなたも感じたことはありませんか?
「このままでいいのかな?」
「なんとなく不安だけど、何を変えたらいいか分からない」
そんなふうに感じる瞬間は、誰にでも訪れます。
でもその違和感は、心がそっと教えてくれている“気づきのサイン”かもしれません。
タロットカードは、そんなあなたの“本当の気持ち”をそっと映し出してくれる存在です。
言葉にならない想いや、まだ気づいていない心の声に、優しく光を当ててくれます。
私・紫月(しづき)は、これまで多くの方の心に寄り添いながら、
恋愛・仕事・人間関係など、さまざまなお悩みと向き合ってきました。
「ただ話すだけでも心が軽くなった」──そんなお声を多くいただいています。
無理なく、自分のペースで向き合えるような鑑定を心がけています。
あなたも、今感じているモヤモヤに向き合ってみませんか?
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そっと心を整える時間が、これからのあなたにきっと優しく効いてくるはずです。
「また今日もできなかった…」
そんなふうに、できない自分を責めてばかりいませんか?
三日坊主、片付けられない、生活が整わない…
「こんな自分じゃダメだ」と思いながらも、変わるきっかけがつかめずにいる方へ。
実はその“だらしなさ”の裏には、あなたの「変わりたい」という強い想いが隠れているのかもしれません。
次の記事では、タロットの視点から“自分を変えるヒント”をやさしくお届けします。
あなたの本音と向き合うことで、きっと“最初の一歩”が見えてくるはずです。
▶️ 「だらしない自分を変えたい…」そう思ったとき、タロットが教えてくれた“変化のきっかけ”
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たとえば――
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ピンときたときに、そっとのぞいてみてくださいね💫